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Suika2.8.9 リリースノート

@ktabata

2021年8月27日、Suika2.8.9をリリースしました。

変更点

  • 共通
    • メッセージが表示される前に履歴を表示しようとするとアプリが落ちるバグを修正しました
  • Windows版
    • suika.exeに署名を行いました
    • 今後ダウンロード数が増えれば初回起動時の警告が出なくなる可能性があります
  • iPhone/iPad版
    • iOSへの移植が完了しました

今後ともSuika2をよろしくお願いします!

Certumの証明書を取得した話

自作アプリを配布するにあたって、SmartScreenの警告画面が鬱陶しくなったので、コードサイン証明書を個人でも取得できるところを探してみました。その結果、他のブログで紹介されていたCertumを選ぶことにしました。

Certumの証明書は、カードリーダを接続して使うタイプと、クラウド型のタイプがあるようです。私はポーランドからカードリーダが届くまで待てなかったので、クラウド型を選択しました。Open Source Code Signing in the Cloudという商品です。

まずは購入します。このとき使ったメールアドレスを後々使っていくことになるので気をつけます。

購入するとメールが届きます。リンクを開いて証明書の作成を開始します。SHA256しか対応していませんでした。LocalityはTokyoでOKでした。

さらにメールが来ます。次の項目が必要と書いてありました。

  • 身分証明書の両面スキャン(パスポートの顔写真のページと表紙で通した)
  • 公共料金の明細のスキャン(要、英文住所記載。ゆうちょ銀行の残高明細で通した)
  • OSSプロジェクトのURL(著作権のところにフルネームが入っている必要がある)

以上を用意したら、ccp@certum.plにZIPファイルで送りつけます。営業時間内なら数十分で処理されます。

さらにメールが届きます。ここから先は24時間以内にやらないといけないそうです。まず1通目、証明書のダウンロードページへのリンクがありますので、ダウンロードします。次の1通のメールに書かれている6桁のシークレットを控えたら、さらにもう1通のメールのリンクを開きます。すると、QRコードが出てきます。

ここで、Simply Signという名前のコードジェネレータをスマホにインストールするのですが、iPhoneかiPadが必要になります。なぜなら、Android版は日本向けに配信していないからです。Simply SignのiOS版をインストールして、先ほどのQRコードを読み込みます。すると、コードジェネレータとして機能するようになります。

さらに、WindowsでもSimply SignのWindows版をインストールします。インストール後、メールアドレスと、コードジェネレータの吐き出すコードを入力すると、セットアップが完了となります。

signtool sign /n "Open Source Developer, Keiichi Tabata" /tr http://time.certum.pl/ /fd sha256 suika.exe

Windows版のSimply Signにログインしている間だけ、秘密鍵を所有していて、サインできるという仕組みのようです。

コードジェネレータの端末が壊れたら、オペレータと英語でやりとりしないと復旧できないと思います。つらつらと書いてきましたが、結構オペレータと英語でやりとりしました。

さて、自作アプリがどれくらいダウンロードされたらSmartScreenの警告が消えるか、後日追記しようと思います。

Suika2.8.8 リリースノート

@ktabata

2021年8月13日、Suika2.8.8をリリースしました。

変更点

  • 共通
    • メモリ使用量が大きくなる問題を修正しました(メモリリーク)
  • Windows版
    • 一部のノートPCでFPSが低くなる問題に対処しました
  • Web版
    • セーブ・ロード画面のパフォーマンスを改善しました

今後ともSuika2をよろしくお願いします。

Suika2.8.7 リリースノート

@ktabata

2021年8月12日、Suika2.8.7をリリースしました。

変更点

  • Windows版
    • 基本的には変わっていません
    • 内部構造はだいぶ変化しました
  • Mac版
    • 基本的には変わっていません
    • 内部構造はだいぶ変化しました
  • Web版
    • WebGLを用いて画面描画を高速化しました
    • スマホ・タブレット向けにはこれまで画面サイズを半分にする必要がありましたが、PCと同じままで大丈夫になりました
    • Web版では設定ファイルのwindow.whiteが無視され、0(黒背景)となります
    • Web版ではフェードタイプのmaskが無視され、normal(アルファブレンド)となります

今回のバージョンアップは、GPUアクセラレーションの利用に向けたプログラムの構造変更が主体でした。もちろん、GPUを用いない従来の「軽くてサクサク」なSuika2を維持する必要もあり、作業にちょっと時間がかかってしまいました。

今後ともSuika2をよろしくお願いします。